太陽光発電用語集
アレイ
アレイとは、屋根等にモジュールの設置が完了している状態のことをいいます。

エネルギー・ペイバック・タイム
エネルギー・ペイバック・タイム(EPT)とは、太陽光発電システム等のエネルギー生産システムの製造から廃棄に至るライフサイクルを通して投入させるエネルギー量(機械や装置の製造から運用に必要なエネルギー)が、システムによって発電されるエネルギーにより回収されるまでの期間を示すものです。
太陽光発電システムの製造時に消費される電力と同量の電力を、製造されたシステム自身が発電するのに結晶系太陽電池で1.6~2.5年、アモルファスで1.1~2.3年程度かかります。すなわちシステムを設置して2.4年目以降は、全くクリーンな電気を創出・使用できます。

オール電化
| オール電化とは、家庭で使用するエネルギーを全て電気でまかなう、ライフスタイルのことをいいます。 |

架台
太陽光発電パネルを屋根に固定するために使う台座や枠のこと。屋根の形状(平らな屋根か、斜めの屋根かなど)や材質(スレートか瓦かなど)によって、同じパネルを取り付ける場合でも異なる架台が必要になることがあります。以下は、スレート屋根に取り付ける際に使う比較的単純で安価な架台の例です。
逆潮流
系統連系状態で施設の電気系統を運用している場合、自家発電側の電力が多くなると、その余剰電力は電力会社線側に戻っていきます。これを逆潮流といいます。電力会社との契約により、逆潮流した分の電力を買い取ってもらうことができるため、発電した電力を全て使い切ることが可能であると言えます。
需要家側から電力会社線に逆潮流する場合、同じ系統に接続されている他の需要家へ悪影響を及ぼさないようにするため、電力品質を一定以上に確保しなければなりません。よって、電圧や周波数などが、電力会社が決めた規定値以上に変動した場合、自動的に電路を遮断する装置を設ける必要があります。この装置はパワーコンディショナーに内蔵されており、太陽光発電や風力発電によって発電された不安定な電力を、一定以上の品質を保った電力に調節しています。
また、逆潮流した電力量によって売買契約が成立するため、計量法に基づいた検定付き電力量計の設置を行う必要があります。電力量計は、需要家側から流れてくる逆向きの電力を計測できるものが使用されます。

系統連系
太陽光発電で発電した電力を、電力会社から受電する電力と接続する技術を、系統連系と言います。系統連系では、自家発電した電力でまかない切れない負荷電力を電力会社線からの供給で補完することができ、さらに余剰電力が発生した場合は電力会社線への電気の逆流も可能なため、発電設備の負荷率を100%まで引き上げることができます。
系統連系を行う場合、電力会社が供給する電力と同様の品質が要求されるため、太陽光発電で発生した電圧が過電圧や不足電圧になったり、周波数上昇や低下が発生したりすると、電力会社の系統全体の品質に悪影響を及ぼします。よって、これら不具合を検出する継電器を設置して、電圧や周波数の異常を検出した際に、即座に電力会社系統から切り離す必要があります。これを解列といいます。

公称最大出力
公称最大出力とは、モジュール1枚の最大出力のことをいいます。
接続箱
接続箱とは、ブロックごとに接続された太陽光発電モジュールからの配線を一つにまとめるための箱のことをいいます。太陽電池の保守・点検時などに使用する避雷素子や開閉器のほか、太陽電池に電気が逆流しないようにするための逆流防止ダードも内蔵しています。この接続箱はパワーコンディショナーと一体になっている場合もあります。
セル
セルとは、太陽電池としての発電機能をもつ最小単位のことをいいます。
多結晶シリコン型太陽電池
多結晶シリコン型太陽電池とは、部分的に結晶化されたシリコンが集まったものである多結晶シリコンから作られた太陽電池のことをいいます。
単結晶シリコン型太陽電池
単結晶シリコン型太陽電池とは、部分的に結晶化されたシリコンが集まったものである多結晶シリコンから作られた太陽電池のことをいいます。
電力モニタ
電力モニタとは、太陽電池の現在の発電状況や、リアルタイムに家庭内の現在の消費電力の状況を表示するディスプレイ装置のことをいいます。

パワーコンディショナ
太陽電池で発電した直流の電気を、電力会社から送電される電気と同じ交流に変換する機能と、系統との連系に関する保護を目的として設置します。
太陽電池の発電電力を最大限に効率良く取り出すことと、配電系統と安全に連係することが重要な機能となります。

売電メーター
電力会社に余剰電気を売電するためのメーターです。
取り付けは電力会社が行ってくれますが、有償です。

PV
PVとは、Photo Voltaicの略で、太陽電池のことをいいます。
分電盤
分電盤とは、電力を建物内の各電気負荷に分配するもので、パワーコンディショナーの出力と商用電力系統との連系点になります。太陽光発電システム専用のブレーカーが必要となります。

変換効率
変換効率とは、太陽電池が受けた光エネルギーを電気エネルギーに変換する割合を示すものです。
セル単体で計測したセル変換効率と、モジュールにパッケージした時の最大寸法での面積から算出したモジュール変換効率の両表現方法が使用されています。現在の太陽電池モジュールでの変換効率は単結晶タイプで13~18%、多結晶タイプで10~15%、アモルファスタイプで7~10%程度です。(例)変換効率が 10%とは太陽光は晴天時において地上で最大1kW/m2のエネルギー(日射強度の標準としています)があり、このエネルギーを1m2の太陽電池に照射したとき、太陽電池の発電電力が100Wとなることを意味します。

ホットスポット
太陽電池の一部が発熱し、抵抗を持ってしまいます。ハンダ不良などの製造上の不具合の場合など、理由は色々あります。落ち葉の付着などもホットスポット現象を引き起こす原因の1つです。何らかの物体によって太陽電池の一部が陰になってしまい、その状態が続くと陰になったセルが発熱するのです。少々陰になること自体はそれほど問題ではないのですが、その状態が引き起こす発熱があまりに長く常態化すると、将来的に熱がセルの破損を招き、発電量が低下します。そもそも太陽電池には直列に繋がれた回路の一部が陰になると、そこが抵抗となって全体

モジュール
モジュールとは、製品としての最小単位のことで、セルをつなぎ合わせて1枚のパネルにしたものをいいます。どのようなモジュールを何枚組み合わせるかによって、システムの発電量が変わってきます。
